◆三島映画制作ワークショップに込められた想い

このワークショップでは、中学生から専門学校・大学生の学生が、短編映画を制作します。

監督は三島市出身の映画監督「藤森圭太郎氏」、運営は2023年に事務所を三島に構えた「OASTBLUE　代表神田輝和氏」と仲間たちが行います。

企画・脚本制作・撮影・編集はプロのスタッフを呼んでのワークショップから、最終的には参加学生だけですべてを行います。最後に上映会を行い舞台挨拶も行う予定なんだそうです。

OASTBLUE代表の神田さんは、横浜の大学に行き、東京・横浜で就職するか地元に戻って就職するかをとても悩んだとお聞きしました。最終的には地元就職をしましたが、30歳の時に高校の同窓会で、三島の映像を制作して流す機会があったそうです。

その中で、同級生の反応と改めて地元の良さに気づき、地元に映像で貢献したいという想いが強くなったそうです。「生まれ育った地元を元気にしたい！」、そして、「若者にいつか地元に帰ってきて欲しい」そんな想いも込められています。

「第1回 三島映画制作ワークショップ」では、学生たちの地元愛を醸成することが目的とされていましたが、結果的に、映画を通じて三島の魅力を世界に発信することもできたそうです。

第1回の短編映画「しゃぎり」は素晴らしい結果を残しています。

・「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2023」にて入選

・「第23回 Nippon Connection」において上映

また、三嶋大祭りは始まる前に、「三島で学生が作った短編映画が毎年上映される！」そんな風にしていきたいと、熱く語っていたのが印象的でした。

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