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まいぷれ三島編集部 三島市・函南町・長泉町・清水町のイベントレポート!

みしまびとプロジェクト 「惑う ~After the Rain~」 クランクアップ 2015年12月13日(日)

みしまびとプロジェクト 「惑う After the Rain」 最終日の撮影とインタビューに密着!

みしまびとスタッフのみなさん

スタッフは常時約150名体制で映画制作に関わってきました。
みしまびとプロジェクトの目的は、「地域の未来をつくる人をつくること」。
オーディションで選ばれた人、プロのスタッフと一緒に撮影を行う人、裏方で食事を作ったりいろんな雑務をこなす人、広報や記録係には高校生の姿もありました。映画制作で集まったいろんな人が、いろんな関わりの中で、ひとつのことを成し遂げることは、この先の将来につながるものだと確信が持てました。
実際にスタッフを取材して感じたのは、誰に言われることなく、ひとり一人が考えて行動していて、映画制作を共有していることに驚きを感じました。うまく表現できないのですが、空気感を良い感じで共有して行動しているといった感じです。
食事を作っている様子は撮れませんでしたが、多い時は70食を、朝の撮影が6時から始まる時は5時には食事の準備を始めたそうです。
おそらく最初はいろんな問題や、うまくいかないこともあったとは思いますが、最終日のこの日は、一体となって映画制作をしている感じが伝わってきました。そして、疲れている中、みなさん笑顔で撮影に応じてくれたのがとても印象的でした。
お昼の食事中
お昼の食事中
笑顔がすてきです
笑顔がすてきです
女中さん役の方と広報担当の方
女中さん役の方と広報担当の方
休憩中です
休憩中です
お疲れのところありがとうございました
お疲れのところありがとうございました
高校生も参加しています
高校生も参加しています
お茶の準備をしています
お茶の準備をしています
おにぎりと・・ヨーグルだ!
おにぎりと・・ヨーグルだ!
楽寿館は文化財なので汚れないように気を配ります
楽寿館は文化財なので汚れないように気を配ります
廊下で撮影を見守る人たち
廊下で撮影を見守る人たち
メイクさんの助手はみしまびとスタッフ
メイクさんの助手はみしまびとスタッフ
料理の位置を整えて出番を待ちます
料理の位置を整えて出番を待ちます
記録班の方とお互いを撮りました
記録班の方とお互いを撮りました
本番は静かに見ます
本番は静かに見ます
外に人が写らないようにします
外に人が写らないようにします
サプライズの花束
サプライズの花束
これは女優さんへかな?
これは女優さんへかな?
そっと気付かれないように運び入れます
そっと気付かれないように運び入れます
みんなで料理を片付けます
みんなで料理を片付けます
梅御殿では昔の家を再現
梅御殿では昔の家を再現
※館内は通常撮影・飲食は禁止されています。

主演女優の佐藤仁美さん、女優の宮崎美子さん、林弘樹監督へのインタビュー内容

撮影終了後に、主演女優の佐藤仁美さん、女優の宮崎美子さんが映画について話をしてくださり、場所を変えて林弘樹監督にはいろんなことをお聞きしました(共同会見)。

◆主演女優の佐藤仁美さん

この映画を通して、今の家族をもう一度見直すというか、家族っていいものだなって思ってもらえたらうれしいです。

◆女優の宮崎美子さん

みなさんの家族の物語として重ねて見て欲しいです。
また、三島の方にとって、ふるさとの物語となっているので、みなさんの誇りにしてもらえる様な内容にもなっているので期待してください。
林弘樹監督 主演女優の佐藤仁美さん 女優の宮崎美子さん 楽寿園楽寿館にて
林弘樹監督 主演女優の佐藤仁美さん 女優の宮崎美子さん 楽寿園楽寿館にて
みしまびとプロジェクトと映画について熱く語る林弘樹監督
みしまびとプロジェクトと映画について熱く語る林弘樹監督
「いい映画かどうかというより、すごい映画ができたと思います!」と、林監督が自信を持って話されていたのが印象的でした。

◆映画制作への思い

映画は準備がとても大事なんです。いろんな話をして、色んなことを共有して最後に撮影があるんです。そう言った意味では、この映画に関わる人たちとは、いろんなものを共有し、思いを一つにできたので、すばらしい作品になっていると思います。
監督として13年目なんですが、初めて映画を楽しく作れました。映画は監督としてのプレッシャーとか、たたかいがあって結構大変なんです。この映画制作では、みんなで日々進化して、思いがひとつになっていけることができたので、とてもうれしかったし、楽しかったです。この映画にかかわれて、とても感謝しています。

◆三島のいいところ

やんちゃな人が、やんちゃなままでいられる、そしてそれを支えてくれる周りの人がいるというのがいいです。いろんなところに行きますが、こんな感じのところはそうあるものではないんですよ。僕自身、とても羨ましく思います。
それと、「三島っていいところでしょ」て、会う人みんなが言うんです。どうやって洗脳しているのか気になっちゃいました(笑)。

◆惑う~After the Rain~について

家族の映画だけど普遍的なものという、いろんな角度から本質的にものに迫れた映画になっていると思いまます。だから、いい映画かどうかというより、すごい映画になっていると思うし、手応えがすごくあります。
また、家族を単に表現したものではなく、「何故、家族はこうあるのか?」とか、「家族はなっていくもの、育っていくもの」として表現しています。「家族になったよね」と、心から出てくるセリフに注目して欲しいと思います。
誰に見てもらいたいというより、大切な人と見て欲しいです。家族でも、友達でも、そして大切な人に伝えて欲しいですね。

◆今後の予定について

2016年の3月に完成予定です。そして、4月後半には三島で試写会を行いたいと考えています。その後、東京での試写会や、各地方で依頼がある場所での試写会を経て、国際映画祭に出品したいと思います。国際映画祭に出品中は上映ができないので、本格的なロードショーは2017年になると思います。

みしまびとプロジェクトと映画について、熱く語っていただきました。

編集後記

取材でしか「みしまびとプロジェクト」に参加できませんでしたが、何かを、まったく知らない人たちが集まって作りあげるって、すごいことだと思いました。また、監督をはじめ映画制作にかかわった人たちのの思いが詰まった、「惑う ~After the Rain~」の完成がとても楽しみで、ぜひ、個人的にも見てみたいと思いました。
林監督のインタビューは長時間にわたりましたが、監督の熱い思いを感じましたし、映画への手ごたえを強く感じました。脚本家の栗山宗大さんが、「100年後の社会を生きる三島市民、そして日本人へと遺せる作品でありたい!」、と言われていた様な作品になったのではないかと思います。

最後に、資金面では目標金額まで少し足りないようです。今からでも協賛という形での協力ができますので、ぜひ、ご協力をお願い致します。

詳しくは、みしまびとHPもしくは事務局にお問い合わせください。

みしまびと事務局 大社の杜2階 電話:090-7680-2099 メール:mishimabito@gmail.com