2020年7月15日（水）、清水町立図書館・健康センター複合施設、愛称「まほろば館」がオープンしました。
採光を意識した建物は、とても明るく開放感があり、バリアフリーが取り入れられていて、とても人にやさしい作りになっています。
9時30分からオープニングセレモニーが開催され、10時30分の開館には新しい図書カードの発行や、小さなお子様などで賑わいました。
愛称の「まほろば館」の「まほろば」は、「素晴らしい場所」、「住みやすい場所」という意味の古語です。これから、清水町の未来を担う人材育成と清水町の健康の拠点として、重要な役目を果たしていくことでしょう。
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9：30より、記念碑の序幕式とテープカットが行われました。
愛称については、町内在住・在学・在勤の方を対象に募集が行われ、応募総数198点（157人）のい中から、清水中学校の生徒と大学生の方の作品が採用され、「まほろば館」と命名されました。
関町長・山本前町長・ふるさと大使の宮西さんらがテープカットを行いました。その後、くつろぎオアシスに移動し、主催者挨拶・来賓祝辞・感謝状贈呈・愛称採用者表彰が行われました。

こども図書館は１階にあります。
全体的にゆったりとした感じで、棚も低く設置され、ゆうすいくんの生みの親、絵本作家の宮西達也さんの特設コーナーもありますよ。
また、「おはなしの部屋」では、絵本や紙芝居の読み聞かせが行われます。ごろんとなれるエリアなので、小さなお子さんも安心です。こちらの壁にも、絵本作家宮西達也さんの大きな作品が飾られています。
入り口を入るとすぐに、ゆうすいくんのスタンプがあってしおりが作成できるので、ぜひ、来館記念にゲットしてくださいね。

一般図書館は２階にあります。
学習室や視聴覚室もあり、地域資料コーナーには清水町や柿田川に関する資料がまとまっています。
学習室が分かれているのがいいですね。学生が受験勉強をする姿が目に浮かびます。
窓際に設置されたテーブルや椅子はとてもゆったりできて、使いやすそうでした。雑誌なども豊富にあったので、この場所でゆったり読むのも良さそうです。

まほろば館の１階にはパティオ（中庭）があります。開放的で気持ちが良い場所です。
また、１階の図書館と保健センターの間には、健康測定機器で健康チェックができます。無料で利用でき、血圧・血管年齢・肌年齢・バランス・リラックス度を測ることができます。
血管年齢を試しにやってみましたが、かろうじて年齢相応でした。健康を気軽にチェックできるのは、とても良いと思いました。

２階屋上広場（オープン時は工事中）は、お子様が遊べる遊具がありました。また、子ども達を見守るファミリーベンチもあります。
大人用には、足つぼ回廊なるものがあるそうですよ。

保健センターには、診察室や３つの相談室、和室や栄養指導室があります。
「３つの相談室」では、妊娠・出産・育児・健診・発育・栄養・特定健診などといった様々な相談に保健師さんなどが対応してくれます。
「保健指導室＋くつろぎオアシス」は、縦約30ｍ、横約8ｍの大部屋で、健診実施などに利用されるそうです。この部屋の中心にあるシャッターには、まぼろしの絵が・・・！！

7月に入って雨の日が多かったのですが、7月15日は雨も降らず、予定通り除幕式・テープカットができて良かったと思いました。
図書館・保健センターを見学させていただきましたが、全体的にはとても明るく広々としていて、ゆったりできるのがとても印象的でした。
これから、学びの場、健康の場、そして災害時の防災の拠点としても利用されます。
まずは、一度、きれいなまほろば館を見学してみてくださいね。