まいぷれ三島編集部 三島市・函南町・長泉町・清水町のイベントレポート!
第17回 房仙会書道展 2016年8月27日(土)・28日(日)
子どもや大人たちが披露した「書」に感動!書道の素晴らしさを実感した書道展でした。
3歳から84歳まで幅広い年代の作品115点と食育書道展作品100点が並ぶ
房仙会・房仙塾を主宰する福田房仙先生の作品をはじめ、全国各地の生徒による作品展示が、8月27日(土)・28日(日)に、三島市生涯学習センター3階で行われました。
生徒の作品は、3歳から84歳と年代が幅広いのですが、書体も様々なんです。作品の説明をお聞きしたのですが、その書に対する想いや、文字の流れやつながり、墨の濃い部分や薄い部分での立体的な表現、空間の生かし方など、熱く語っていただきました。その説明に、書道の奥深さを感じました。
また、お子さんの作品も、年齢や学年が書かれているのを見てビックリするほどの出来栄えで、伸び伸びした書に感動すら覚えました。
房仙会書道展
すばらしい作品が並びます
「感謝」に心が動かされたのでしょうか
いろんな書体の作品が並びます
福田房仙先生の作品
たくさんの人が観に来ていました
こんな作品もありましたよ
福田房仙先生
どんな方が書いた作品かを1点ずつ説明されていました
なんかいい光景ですね
オリンピックコースの子どもたちの作品
子どもと大人が来場者の前で「書」を披露! 揮毫(きごう)した作品をいただきました
10時から1時間ごとに、子どもたちによる暗唱発表(雨ニモ負ケズ、平家物語など)と、「揮毫(きごう)」が行われました。
年上の子たちが面倒をみているのは、とても微笑ましかったです。また、暗唱では間違えることなく大きな声で発表できました。
「揮毫(きごう)」は、筆で文字や絵を書くことです。房仙会書道展では、来場者の前で子どもたちが書を披露してくれます。気にいった「書」があったら、いただくことができるんです(実は私もいただきました。詳細は編集後記で!)。
一見おとなしそうな感じの子どもたちですが、堂々とした書きぶりでした。子供たちが最後に感想を述べていましたが、「最初は緊張していたけれど、もらっていただいたり、感想をいただいたりして、徐々に普段通りできる様になりました。」と言っていました。
子どもたちの自信になり、とても良い経験になったと思います。書道を通じて心の教育を感じた「揮毫(きごう)」でした。
「揮毫(きごう)」の動画は、まいぷれ三島Facebookで紹介しています
https://www.facebook.com/myplmishima/videos/1065393293536842/ 暗唱発表
さあ、「揮毫(きごう)」の始まりです
一気に書き上げます
素晴らしい!
力強く、そして繊細に!
「魂」呼吸を整えて精魂込めて書かれていました
出来上がった作品を披露します
スゴイ!
この作品をいただきました
豊岡武士三島市長が作品を選びます
言葉の意味を質問されていました
悩んだ結果選ばれたのは「泰然自若」市長の目指すところだそうです
市長、笑顔です
1日目の最後に一人ずつ感想を述べます
福田房仙先生の笑顔が素敵です
将来のオリンピック候補生
編集後記
房仙会・房仙塾の生徒さんの作品を観た時、何か心に訴えかけられるものがあるように感じました。そして、その書は文字というより、紙の上に表現された芸術の様な印象を受けました。
また、来場者の前で書を披露する「揮毫(きごう)」、子どもたちによる暗唱発表、見た目はおとなしそうな感じの子どもたちですが、堂々と披露する様に、感動すら覚えました。
取材に行ったにもかかわらず、今の自分にぴったりの書に出会い、「揮毫(きごう)」した作品をいただきました。
「継続 あきらめず続ければ結果は必ずついてくる」、この書に励まされ、元気をいただきました。ちなみに、この書を書いた女の子は14歳で9年間書道を続けているそうです。
1日目の取材でしたが、2日目は妻と一緒にプライベートで観に行き、感動と元気をいただいた書道展でした。
9年間継続している14歳の女の子の作品です 力強い書に元気をもらいました