不登校児童生徒・通信制高校生・若年者無業者の支援を行う「リベラスコーレ」と、障害者の成長と自立を支援する「リベラインダストリア」の通所生による「芸術発表会」が行われました。また、受付から会場までの間で、作品の展示も行われました。
今回で２３回目、もう２０年以上続いていることになります。支援を継続的に行われているのは、すばらしいことだと思います。
芸術発表会は、司会も通所生が行います。お笑い要素を入れての進行はなかなかものでした。活動の合間に練習をし、みんなで取り組んできた発表は、とても見ごたえがありました。

「リベラスコーレ」と「リベラインダストリア」の通所生で、校歌の「きれいな泉」を合唱します。この校歌は卒業生が作ってくれたそうで、指揮をとるのは、理事長の三好徹史さんです。
指揮の振り方を拝見するに、非常に通所生と近い間柄ではないかと感じました。合唱はとても真剣さが感じられます。人前に出るのがきっと苦手な人ばかりだと思いますが、堂々と唄う姿にも感動させられました。

通所生が司会を務めます。進行の台本、とても厚かったです。話すこともたくさんありましたが、しっかり、大きな声で進行を行います。時には、笑いも入れて、お客さんを楽しませる工夫が随所にありました。
理事長の三好徹史さんの挨拶では、通信制高校生の中から４名が大学・短大への進学、また、就職は２名が決まっているとのことでした。また、４月から約９０名のひきこもりの方が通われ、２５名が就職していったそうです。こうやって、ちょっと学校になじめなかったり、ちょっとコミュニケーションが難しい人が、リベラで自信を取り戻して、巣立って行くのはとても素晴らしいことだと思います。また、「学び続けること、働き続けることが大切」と熱く語る理事長は、普通の学校ではできないことをしているのだから、自信を持って行って欲しいと通所生を激励していました。
祝辞は、三島市市長　豊岡武士様、静岡県議会議員　宮沢正美様、衆議院議員　細野豪志様（代理）からいただき、他、たくさんの三島市議会議員の方が来賓として訪れていました。

「リベラスコーレ」、「リベラインダストリア」の紹介が、とても詳しく行われました。こちらの紹介も、通所生です。間違えることなく、しっかり紹介ができました。
最後に、「これからも、リベラの成長を温かく見守ってください」という言葉で締めました。

詳細は、以下をご覧ください。

　NPO法人リベラヒューマンサポートＨＰ
　まいぷれ三島　ＮＰＯ法人リベラヒューマンサポート

次の演目まで時間がかかるということで、女性２名による「突撃！客席Ｉｎｔｅｒｖｉｅｗ」が行われ、卒業生にインタビューしてました。クリスマスの予定とか・・・

「ミニ・ボッソ」は、有名なトランペッター「ニニ・ロッソ」に引っかけて名付けられ、姿も小さく、ボソボソ話す３人組みだそうです（そんな感じには見えませんでしたが・・・）。指導は上遠野忍先生です。

　１曲目　：　カノン
　２曲目　：　翼をください
　３曲目　：　カントリーロード

練習の成果が出てました。ギター上手でしたよ！

朗読は「アナと雪の女王」、トーンチャイムは「きよしこの夜」です。
「アナと雪の女王」を朗読で聞くと、何か違った感じで良かったです。トーンチャイムのきれいな音色に癒されました。
キャリアコースのみなさんは、今年は、「失敗を恐れない！みんなで楽しもう」をテーマに取り組んでこられたそうです。みんな楽しめたかな？