２０１６年６月１１日、函南町丹那に『丹那そば亮月』がオープンしました。

熱函道路を熱海方面へ登り、サークルＫ函南丹那店の手前に和風の素敵な建物が現れます。お店の手前に何本もの「丹那そば」のノボリが目印で立っています！

オーナーは、６年に渡り蕎麦の自家栽培、製粉、製麺の勉強、生そばの販売をしてきました。初めは小さな畑から始め、今では丹那のあちこちに蕎麦畑が広がっているそうです。もちろんお店の横（手前）にも蕎麦畑があります♪
蕎麦畑に囲まれた丹那の地にお店を構えたい！というオーナーの長年の願いを形にしたお店です。

亮月の「丹那そば」は畑の見えるお蕎麦で、栽培から製麺まで自家製産にこだわっています。香りや風味が強くでるめずらしい蕎麦の品種を使用し、その品種を一番活かせるそば粉の割合や麺の太さを研究し、７割そば（そば７：小麦３）にたどり着きました。

自家製粉ですので、必要な量を必要な分だけじっくりと石臼で引いています。石臼で引き立てですので、とても香りが強いおそばが出来上がります。麺は、その日の朝にその日の分だけ打っているので新鮮ですよ！

お蕎麦だけではなく、店内の内装にもこだわりました。製板や壁のペンキを塗ったりと、できる所は自分達で手掛ける！　というこだわりぬいた店内。とても居心地の良い落ち着いた雰囲気です。

私が取材に伺った時に、４歳のお子様がお父さんと一緒にペロリと一皿食べて、笑顔で「おかわり～！」と二皿目を待ちわびていました。美味しいものを食べた時って、子供が一番正直な反応しますよね♪　素材がわかり、安心できる美味しいお蕎麦だからこそ、親としても子供に沢山食べさせたくなるんだな・・と実感した瞬間でした。

最近、お蕎麦やさんは沢山ありますが、畑から蕎麦を自家栽培し、一貫製作してお蕎麦を提供しているお店はなかなかないですよね。
丹那の大地で育まれた風味豊かなおいしいお蕎麦をぜひご賞味ください！