「gawa Mishima」さんは、以前、三島広小路駅近くにあった「Bistro gawa」さんが、2014年11月に現在の場所へ移転されています。
白い壁に中紅色、切妻屋根の素敵なお店です。店内は天井が高く、外を見渡せる庭のその先には御殿川が流れています。
「日常を離れゆったりとした気持ちで食事の時間を楽しんで頂きたい！」というシェフの想いから、通常撮影NGなのですが…「どうしてもgawaさんでランチ取材をしたい！」とお願いしたところ、快諾してくださり、舞い上がりながら女子スタッフ２名で取材してきました。

前菜は、「小さい前菜４種」と「選べる前菜」の２種類があります。
前菜４種の盛り合わせは、盆栽を表現したパン粉と黒オリーブの下にはたまごのムースが優しいおいしさ！
鴨のタン（人生初です！）に、キャロットラぺ、シェフ自ら競りで仕入れたクロムツのエスカベーシュは酸味が強いですが、さっぱりといただきました。
くるみと鶏レバーテリーヌは、濃厚でくるみの風味が効いています。
ワインを頂きたかったですが・・スパークリング赤ブドウジュースでガマン！その後、選べる前菜は、４種の中から1品を選びました。
１つは、サクラマスの燻製にリンゴのコンポート自家製いくら添え。サラダに入っていたルッコラは野性味溢れ、でも他の食材を引き立てるような香りと味わいです。
もう１つは、三島産プチトマトのムースは、ぷるぷるな食感で下に酸味の効いたソースと合わせて食べると絶品！若鶏の燻製は、さっぱりとしたお味でした。添えてあったルッコラも味が濃くアクセントになっていて、今までに食べたことのない深みのある味わいでした。

自家製のライ麦パンと全粒粉パンの２種に玉ねぎのコンフィが添えてあります。
このコンフィは帰り際に購入されていく方も多いそうです。このコンフィ、パンにちょうどよいアクセントになっています。
パンはおかわりができるそうですが、この後のお料理のため、ちょっとガマンガマン。
三島人参のポタージュは、鮮やかな黄色が目を引きます。甘くてコクがあり、カボチャのような風味でした。

フルコースのメイン料理は、朝シェフが沼津港から仕入れた鰆（さわら）を使ったポワレです。とてもやわらかく、フワフワで、脂がのっていながらもさっぱりといただけました。
ふきのとうのパテ、焼いた青トマトが添えてあり、一緒に食べると、味の変化も楽しめ、バルサミコソースも良いアクセントになっていました。
お肉は、さわやか富士の鶏のバロティーヌです。鶏を開いて中に金柑などを巻いて、蒸したもの。マスタードソースでいただきました（すみません…写真ありません）。

ハーフコースのメイン料理は、もちぶたのビール煮です。とても柔らかく、思わずご飯くださいと言いたくなりました！添えてあるのはヤーコン、べにくらとかぶです。かぶは、ホクホクくしていてお芋のような食感でした！

今回は特別に写真を撮らせていただきました。
コンサートのように、日常を離れ、ゆったりした気持ちで、食事に集中して楽しんでいただくために、写真撮影はNGなのだそうです。
いつもと違った雰囲気で、地元の美味しいものを食べ、とてもハッピーな気分になりました。他県から来られたお客様を連れて行っても、間違いなく喜んでもらえるお店ですよ。
大切な記念日や自分へのご褒美として、ちょっと贅沢ランチもいいですよね。
私は、今度の結婚記念日に絶対行きたい！と思いました。おねだりする予定です♪

3月6日よりメニューと価格が変更になっています（取材は3/1でしたので、変更前のものとなっております）。
メニュー変更の目的は、ランチとディナーメニューの垣根をなくし、「ディナーメニューをランチでも楽しめる」ようにするためだそうです。とても、楽しみです！！
詳しくはgawaさんのFacebookページをご覧ください！
伊豆を盛り上げる発信を積極的に行う「小川シェフ」の今後は、これからも目が離せません！
今回は、特別に撮影させていただき、ありがとうございました。