2021年10月4日（月）に、清水町と全国キッチンカー事業振興協会は、災害時におけるキッチンカーによる炊き出し実施等に関する協定を締結しました。キッチンカーを活用した防災協定は、静岡県内初となります。
具体的には、大規模災害時に、清水町から提供された食材で、指定された避難所や被災場所に、キッチンカーで町民に衛生で温かい食事を提供します。
清水町と全国キッチンカー事業振興協会の協力により、町民に対して、災害応急対応の強化につながるものと期待されます。

全国キッチンカー事業振興協会は、静岡県東部を中心とした約20のキッチンカー事業者からなります。
発足当初から、おいしい食事を提供するだけでなく、地域防災活動のサポートと障がい者(児）支援活動のサポート等の社会貢献、地域活動などを目的としています。
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7月に発生した熱海伊豆山土砂災害発生時には、翌日に温かい食事を届けるため、5事業者が炊き出しを行い、約300食を無償提供しました。
鈴木会長は、「キッチンカー業界の新しい発展に寄与しながら、地域に根差した活動をしていきたい。また、責任重大なのでこれからも、仲間としっかり活動していきたい」と語っていました。

実は、まいぷれ三島も全国キッチンカー事業振興協会に加盟しています。地域密着、地方創生という意味では「まいぷれ」の理念と一緒で、とても感銘を受けたからです。
熱海伊豆山の土砂災害の炊き出しをお手伝いしましたが、現場を生で感じて、キッチンカーの重要性を感じると共に、いろいろな課題も見つかりました。その中で、行政との連携は実用不可欠です。いろいろなことを想定して、準備を進めておくことはとても大事です。
県内初という意味でも、清水町の対応は素晴らしかったのではないかと思います。