2020年10月8日（木）～13日（火）まで「伊藤秀海写真展 「Just Like Sisters」姉妹都市三島とニュープリマス」が三島市本町にあるVia701の2階展示場にて開催中です。

伊藤秀海(Shu Ito)　宮城県仙台市生まれ
ニュージーランドのニュープリマスに4年間在住。
イタリアンシェフをやっていたあと、現在はクルーズ船のフォトグラファーとして世界を旅しながら『風景・文化・伝統』をテーマに撮影し発信。コロナ禍の中、苦労をしてやっと6月に日本に帰国できました。

この写真展で発表する作品は、ニュージーランドのニュープリマス市を中心としたタラナキ地方と三島市を中心とした静岡東部地方の比較をテーマに撮影しています。
風景、街並み、人物など30点を並べ、似通った点や文化歴史の違いを視覚的に表現している。

個展会場をグルリと一周ご覧いただくことで、日本もニュージーランドも根本的には一緒で、姉妹というだけあり、似通った点が沢山あることを表現しています。
左側が日本、右側がニュージーランドという配置で、場内一周素敵な写真が飾られています。

それぞれの土地にはそれぞれの魅力や特色、歴史があり、新たな発見と感動があります！
今回の展示作品の制作まで伊藤さんが一人で行っていたので、毎日こなしてもこなしても余るほどの作業量。取材時（展示会前日）にも、お一人で写真を飾ったり準備していました。

まずニュージーランドの事を知っている人が少ないので、そこに人の興味や共感を集めるのも大変。三島周辺で知り合いのお店などに、ニュージーランドウィークを開催するなど、関連のイベントもたちあげました。今回は、クラウドファンディングで必要な資金を集められたこと、また、徐々に協力してくれる人が増えて、こうして広報の面でも多くの方に助けられていることは、本当に有難い、と感謝の気持ちでいっぱいとおっしゃっていました。

テーマは、姉妹都市であるニュージーランドの都市ニュープリマスと三島の写真による比較です。込めた想いは、外の世界と自分たちの住む街を照らし合わせることで、外の世界の良さを自分たちのコミュニティに持ってきたり、逆に自分たちの住む街の良さの再発見の場となることを願っています。
コロナで交流出来なくなってしまったニュージーランドと日本を、写真で繋ぎたいという想いもあります。今後も、東部エリアを中心に写真展やイベントなどを開催していくそうです。
写真は、徳島の阿波紙を使用しているので、和紙独特のアジがでています。
それぞれのキャプションも伊藤さんが作っているので、とても面白いですよ。

三島とニュープリマスが姉妹都市であることを知りませんでした。
今回、取材に伺ったのは、長泉町にあるパン屋さん「サデポン」さんからのご紹介でした。
海外で活躍している方が、こうやって三島で写真展を開催すること、三島の方々にぜひみてもらいたい！という熱い想い。素敵な写真がたくさんあること、を知って頂きたくて取材させていただきました。固定概念を覆す写真集。これもまた素敵です。
13日（火）までの開催となりますが、ぜひ実物をみてほしいと思います。
今後の活躍も期待し、応援していきたいと思っています。

【写真展詳細】
2020年10月8日〜13日　Via701　2階展示場
会場時間　10:00 am 〜 7:00 pm
入場料：無料

写真家 伊藤秀海写真展 「Just Like Sisters」姉妹都市三島とニュープリマス

第1回　NEW　ZEALAND　WEEK（ニュージーランドウィーク）