まいぷれ三島編集部 三島市・函南町・長泉町・清水町のイベントレポート!
真夏の深海教室2020「深海のパイオニア物語」 2020年8月8日(土)
「海の手配師」石垣幸二さんがMCを務め、各界の深海の専門家による授業が開催!
「真夏の深海教室2020」開講!
2020年8月8日(土)、「真夏の深海教室2020」がヤマハマリーナ沼津で開講しました!
主催は「ブルーコーナー」さんです。
深海ブームの火付け役「海の手配師」として、数々のテレビ番組に出演されている「石垣幸二」さんが、MCを務め、各界の深海の専門家と一緒に授業を行います。
開催のきっかけは、小中学校の夏休みが8月8~17日と10日間しかないことを知り、もしその時期に水族館や博物館などが閉まっていたら、あるいはイベントが中止だったらと想像し、それならその10日間だけでも、安全で楽しく深海を学べる教室をやってみよう、と思ったのがきっかけだそうです。また、魚のことや海の環境のことを考えるきっかけになって欲しいとの願いも込められています。
親子で楽しく「深海の本物」が学べるように、深海をキーワードに、バリエーション豊かな専門家の方が登壇されます。
ヤマハマリーナ沼津
ブルーコーナーさんが主催
ブルーコーナーさんでは観賞魚の販売も行っています
すごい設備
くらげブーム!
ナンヨウハギ 君は映画に出ていたかな!?
新型コロナ感染拡大防止策をしっかり行って開催されました
第1回「深海のパイオニア物語」授業開始!
第一回目は、「長兼丸」深海専門漁師の長谷川久志さんと一孝さん親子です。
長谷川久志さんは、焼津おさかな大使(焼津親善大使)で「焼津の深海おじさん」と呼ばれている方です。
テレビ出演多数、CM出演もされています。ピンクのつなぎのおじさん、テレビで見たことないですか。
長兼丸のホームページはこちらから深海は400mぐらいまでは以前から漁はやっていたそうですが、1,500m以上深い場所(駿河湾の最深部は2,500m)の漁を始めたのが長谷川さんが初めてだそうです。
実際の動画や写真を使って、深海ザメや珍しい魚の話をしてくださいました。石垣さんとの掛け合いも、なかなか面白く、とても和やかな感じの授業となりました。
深海のパイオニア物語
開講です!
長谷川さんと石垣さんの掛け合いが面白かった
「焼津の深海おじさん」はチャレンジャー!
ヨロイザメを解剖して深海ザメの生授業
「ヨロイザメ」を実際に解剖して、生の深海魚に触れる授業もありました。
「ヨロイザメ」は、大きな目と短い鼻、厚い唇が特徴で、小さい口ですが歯が鋭いです。「ヨロイザメ」を使って、深海魚の特徴などを説明していきます。
内臓の8割が肝臓、心臓がすごく小さい(血液も少ない)、内臓がコンパクト、深海ザメの肝臓は臭くなく脂はサラサラしているなど、実際に触ってみもらう時間もありました。
本物を使った授業に、子ども達がの目がキラキラしているのが印象的でした。
「ヨロイザメ」の歯を説明する長谷川さん
解剖中
細かく説明していただきました
実際に触って本物体験!
授業は全部で14回開催!
第1弾は「8月8日~17日」、好評につき第2弾「8月22日・23日・29日・30日」の開催も決まっています。
残念ながら新型コロナの関係でキャンセルが出ているので、直前でも受講できるものがあると思いますので、お気軽にお問い合わせください。
有限会社ブルーコーナー(電話:055-939-1221)
時間 : 受付開始17:30 講義18:00~19:30 質疑応答19:30~20:00
場所 : 静岡県沼津市江浦514 ヤマハマリーナ沼津3階(エレベーターなし)
定員 : 50名(1講演毎)
「真夏の深海教室2020」の第1弾申込ページはこちらから「真夏の深海教室2020」の第2弾申込ページはこちらから 100種類の深海生物を展示する奇跡の竹鳥水族館
第1弾 Vol.2 8月9日(日)
「100種類の深海生物を展示する奇跡の竹島水族館」~「古い」「汚い」「金はなし」V次回復ものがたり~
講師 : 竹島水族館 館長 小林龍二
竹島水族館のホームページはこちらから 深海魚と一緒に泳ぐ
釣った深海魚だけで生きていく
第1弾 Vol.4 8月11日(火)
「釣った深海魚だけで生きていく」~この夏流行るかも!?深海魚だけで替え歌~
講師 : ハットリ水産 さかな芸人ハットリ
ハットリ水産のホームページはこちらから 漁港の足元で深海魚に出会える!?
タカアシガニ道
ナガヅエエソを見たいという想いで深海用水中ドローンを作った人の話
第1弾 Vol.7 8月14日(金)
「ナガヅエエソを見たいという想いで深海用水中ドローンを作った人の話」~夢を形にする。さぁ、深海千メートルへ~
講師 : (株)fulldepth 深海ドローン開発者 伊藤昌平
(株)fulldepthのホームページはこちらから 漫画「マグメル深海水族館」
世界一受けたい深海生物の授業
深海お祭り男の挑戦
撮って触って食べる!真夏の深海冒険記
世界を黙らせる生態水中写真家
深海に潜った経験を絵本に
大好きな深海魚の魅力を発信したい
第2弾 Vol.14 8月30日(日)
「大好きな深海魚の魅力を発信したい」~深海魚に夢中 手巻き釣りに込めたUMAの挑戦~
講師 : 深海手巻き釣り師 西野勇馬
西野勇馬のプロフィールはこちらから 編集後記
久々の授業は、とても楽しかったです。
新しいことを知ること、実物とのふれあい、現場で本物に触れてきた方のお話は、とても興味深く感銘を受けました。
「深海」奥が深いです!
衝撃的だったのが、ビニール袋が深海で漂っている動画です。水深1,400m付近でたくさんのビニール袋が、なぜか膨らんでたくさん漂流しているんです。最近ではなくて、十数年前の動画ということでした。このビニール袋は、川から流れてくるものがほとんどだそうです。恐ろしいです!川にビニール袋を捨てるのは、絶対にやめましょう!!
最後に、若いころに取得した小型船舶操縦免許(二級)を大事に更新し所有しているのですが、いつかは、自分の運転で海へ!そんな気持ちが大きくなりました。