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まいぷれ三島編集部 三島市・函南町・長泉町・清水町のイベントレポート!

第2回 子育て応援育まち三島ミーティング 2016年10月8日(土)

~子育て家族や街の人々が共に活き活きと暮らせる街を目指して~

子育てにやさしい街づくりと街の活性化

2016年10月8日(土)11時より、三島保健センター本館2階にて、「第2回 妊娠・出産・子育てにやさしい街づくり市民会議」が開催されました。
地域で妊産婦さん及び子育て家族を支え、温かく見守る体制づくりについて検討・意見交換を行い実行できることを考える第2回目の会議。1回目より3か月たった今、再集結して、今回は8団体が参加し、それぞれの立場からの活動報告・意見交換が行われました。

8団体の意見交換発表会
8団体の意見交換発表会

実施の背景と今後の展望について

三島市では平成21年より人口減少が続き、少子高齢化が進み深刻な問題となっています。
核家族化に加え、子供会や地区運動会減少など地域のつながりの希薄化もみられ、孤立する家族が増える中、マタニティーブルーや産後うつ、育児不安など、精神的な問題を抱える妊産婦さんが増加しています。
今後、子育て家族に対して本当に必要なことはなにか?を当事者と街の住民で議論し実行することで、子育て家族や町の人たちがともにいきいきと暮らせる街をめざしていきます。

第1回の会議で決めた「声かけ」の活動報告と意見交換・発表

★子育て応援サークル「いちご」  ★みしま子ども食堂
★三島おやこ劇場         ★ハッピーハーモニーわきあいあい         
★母活応援ラボ「ママとね」    ★日光陶器店
★三島市子供会連合会
★南中学校おやじの会

計 8団体がそれぞれの活動報告をし、意見交換を行いました。

地域の方々の子育ての悩みを自治会やそれぞれの団体(グループ)で手助けをしていこう!という強い意欲がよくわかり、心強い発表でした。

【 応援メッセージカードと啓発ポスターの完成披露 】
第1回目でそれぞれが書いた応援メッセージを使用したカードやポスターを披露し、今後街全体への掲示や配布の依頼がありました。
いろいろなところで、素敵なポスターを目にする機会がでてくると思います。
ママやパパをサポートする団体があることは心強いです!
ママやパパをサポートする団体があることは心強いです!
子供会の存在を知ってもらおう!
子供会の存在を知ってもらおう!
心にぐっとくるメッセージばかりです!
心にぐっとくるメッセージばかりです!
このポスターをみていると自然と笑顔があふれます
このポスターをみていると自然と笑顔があふれます

パパママセミナー参加者への応援メッセージカードの贈呈式

【子育て家族への応援メッセージカード&ポスター】

ポスターはA3で5種類あります。計3500枚を印刷し、委員11人から募った素敵なメッセージが載ったポスターは商店街や幼保育園などに掲示するそうです。
母子手帳交付時に送る委員考案のメッセージカードも披露され、「パパママセミナー」参加者夫婦へ応援メッセージの贈呈を行い交流を深めました。

「あなたの大切な赤ちゃんは、わたしたちにとっても宝。喜びを育んでくれて、本当にありがとう。」三島のまちのおじさんおばさんみんなからママパパへのメッセージを受け取ってください。

このメッセージが一番心に響きました。
パパママセミナー参加者さんへ団体より自己紹介
パパママセミナー参加者さんへ団体より自己紹介
ポスターについて説明
ポスターについて説明
パパママセミナー参加の妊産婦さんたちと向かい合い応援メッセージカードの贈呈式
パパママセミナー参加の妊産婦さんたちと向かい合い応援メッセージカードの贈呈式
お互いに素敵な笑顔がでていました
お互いに素敵な笑顔がでていました
贈呈後の感想を・・
贈呈後の感想を・・
パパママセミナー参加者さんと市民会議参加団体さんでハイポーズ♪
パパママセミナー参加者さんと市民会議参加団体さんでハイポーズ♪

編集後記

昔と違い地域との交流が希薄になって、孤立し一人悩む親がどんどん増えています。子育てをやさしく見守り、手助けしてくれるサポーターが自治体やグループ(サークルなど)で増えているのは、とても心強いですね。妊娠しこれから子育てを始めようとするお母さんにとって、いろいろな不安はつきものです。少しでもその不安を取り除こうとするお手伝いを、街づくりとして始めるという今回の市民会議は、素晴らしいものだと思いました。

マタニティーブルーや産後うつ、育児不安などを抱えている子育て家族の方たちにとって、本当に必要なことが何かを考え解決していくことが、これから世代の人たちにとって必要となります。少しでも多くの「大丈夫だよ」を伝えたい。この言葉がみなさんに響いて、安心して子供を産み育てることができる社会を作っていかなければ、少子化がなくなることはないと思います。