ある人は悩んでいました。
身体の体質で、蕁麻疹(じんましん)が出ると中々湿疹が治らないという事でした。
何軒もの皮膚科に通い、お薬を貰ったり軟膏を塗ったりしても治りませんでした。

悩みに悩んで頭を抱えていると友人が同情と共にある一言を言いました。
『お前も大変だなぁ。蕁麻疹も酷いけど、胃腸だってしょっちゅう壊してるじゃないか、薬の飲み過ぎなんじゃないか？』
その言葉を聞いて、自分は大事な事を思い出しました。

蕁麻疹が出てくる時には酷い胃もたれを起こしていた事。胃もたれが起きる時には、脂っこい食事に偏ってしまっていた事です。
胃もたれが起きると蕁麻疹の予兆だと解釈していたその人は、その胃腸を整えようと内科に行かずに、また蕁麻疹が出始めるかも知れないと思い、皮膚科に診察をお願いしていた、と。

試しに内科に行って胃腸の様子を見てもらった所、どうやら脂っこい食事は消化器官に負担がかかるらしくその人の体質では消化器のストレスや過労のサインが蕁麻疹として現れている。という診断が出ました。


その人は自分の消化器官を労り、食生活や乳酸菌などの整腸作用のあるものを摂取する様に心がけるました。
すると、お薬には頼らずとも不思議と蕁麻疹は発生しなくなり、もう同じ様な悩みを抱える生活は送らなくなりました。
この人にとっては蕁麻疹を効果的に抑える最善な方法は皮膚炎の薬や軟膏では無く、処方されるべくは整腸剤や胃薬だったんです。

長々とすみません。。。
お伽話風に連なってしまいましたが、実際に有った例の話です。
整体学校やお客様とのヒアリングセミナーなどで、例として出される『現象と原因』というお話です。
結局、何が言いたいかと言うと、
お身体に対してもメンタルに対しても一般社会に対してもだと思うのですが、
発生している現象(症状や違和感・不快感)には必ず原因となる起因があるわけで、それを誤って解釈したり思い込んだりしてしまうと、即座に解決出来る問題も一生抱えたまま生きていく事になってしまうかも知れませんよって事です。

それを正しく分析し、判断し、お客様の根本のお悩みを解決に導く事。
根本を誤って解釈している以上、原因までは絶対辿り着かないですよね。
って話です。

当店がお身体の関節可動域の検査や問診(ヒアリング)を、特に大切にしているのはこういう事です。

とりあえず言った所を時間いっぱい黙って揉んでりゃいいんだよ。とか、
質問とかされるの面倒臭いから、さっさとやってもらえる？
というニーズのお客様の事はマッサージチェアーにお任せ致します^_^
手足の生えたマッサージ機ではありませんのでw

勝手に代表して言う様で烏滸がましいですが、
我々セラピストや治療家様はお客様・患者様から頂いたお金で生活をしています。
でも、それだけではありませんよ^ ^
頂いたお金が、自分達の手技のスキルアップやブラッシュアップに繋がる様に勉強を重ねる資金にもなります。
日々、腕も磨く事でより良い手技を身につけたり、お身体のお悩みを解決出来る、知識の引き出しを沢山増やしてくれます。

それを惜しみなくお客様に提供し、より高いご満足をして頂く事で循環していく。
これが我々の務め、、、だと思っています。w

ここでは沢山の方が、いつも当店のニュースを見て頂いている様です。
今まで載せてきた症状や施術日記を見て、同じ様なお悩みを抱えていたり、共感して下さる方々がご来店して来られます。
なので、極力明るい記事やニュースの方が、ご覧下さる方々のお目を汚す事も無いかなと思ってましたが、偶にはこんな記事もお許し下さい


はっぴーたいむ三島店
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