文部科学省の調査では、不登校児童生徒の学校復帰率は30％、年度をまたいで不登校が継続する割合も半数近くにのぼっています。また、若年無業者(ひきこもり）については三島市で推定で約500名いるといわれています。このように学校生活や社会生活で困難をかかえている子ども・若者は予想以上に多くいます。しかし、実際に支援を受けているのは、半数以下で、私たちのような民間施設（フリースクール）を利用しているのはわずか数％と言われています。
　特に学校を卒業したり、中退してしまうと支援の場が少なくなり、本人や家族が孤立する傾向が見られます。
　このような状況をふまえ、リベラヒューマンサポートでは「リベラ子ども・若者支援プロジェクト」をすすめることとなりました。一番の目的は、悩みを抱える子ども・若者が適切な支援を受けることができるようにすることです。学校や行政だけでなく、民間施設や就労支援機関、医療機関など多くの支援機関を活用して、『いつでも・どこでも・誰でも』支援を受けることができる地域づくりをめざします。

　さらに、相談予約を受け付ける専用のフリーダイヤルを設置しました。0120-783-349（ナヤミ、サアシキュウ）になります。メールでの相談も受け付けますので、あわせてご利用ください。（soudan@libera.or.jp）