２０１７年１１月３日、三島市安久（以前、藤堂さんがあったところ）に「鮨処すぎやま」がオープンしました。

オーナーは約２８年の経験を経て独立しました。お店の作りとして、お鮨を握るところの後ろに、あえてガス台やフライヤーがあるところを選んだそうです。お客様に調理を見てもらえるのと、お客様への細かい対応をしたい、というこだわりからだそうです。

ネタに関しては、地元のものはもちろんですが、あなご（江戸前）は築地から、たらの白子や貝類（ほたてなど）、北海道の旬な魚介類を、函館直送で仕入れているそうです。

そして、お鮨屋さんですが食べていただきたいのが「こだわりグラタン」だそうです。食べさせていただきましたが、これがアツアツでコクがあって、ソースがとてもクリーミーで大変おいしかったです。お鮨屋さんで、調理したものがおいしいと、うれしくなってしまうのは、わたしだけでしょうか。旬なものをおいしく調理して出していただける感じがして、夜ゆっくりと食べに来たいと思いました。

店内はカウンター５席と、テーブルは１４席分があります。カウンターはお父さんが残してくれた一枚板を使用しています。木のショーケースとこだわりのカウンターは、高級感を演出しています。

テーブル席側の壁には、左官職人が描いた巨大な富士山があり、とてもインパクトがあります。これは、藤堂さんの時のものを、そのまま使っているそうですが、お鮨屋さんの雰囲気にはピッタリですね。

昼と夜の営業があり、昼時だけお得なランチセットがあります。通常メニューは、昼も注文できるそうなので、気になる一品料理を追加してはいかがでしょうか。また、コース料理はこれからメニューを決めて行かれるそうなので、そちらもどんなコースになるのか楽しみです。

握りやお刺身の値段は、メニューに明記されていて、とても良心的です。あと、オーナーはとても気さくで優しそうな方で、臨機応変に対応してくれるそうです。ネタケースにある食べたいものを少しずつ注文するのも良いですね。

「値段以上のサービスを！」、そんなオーナーの気持ちがあふれたお店だと感じました。
ちなみに、握りは一人前1,350円（税別）～あります。