８月１日（土）みしまプラザホテルで、みしまびとプロジェクトの映画制作発表会が行われました。約１年前から準備を進めてきた、みしまびとプロジェクトが、いよいよ８月２０日よりクランクインです。

　みしまびとプロジェクト紹介はこちらから（無料上映会）

みしまびとプロジェクトとは、実は映画制作が最終目的ではありません。映画作りの過程において、人や企業の交流をすすめ、未来を創る人を育て、最終的には地域活性化を目指していくものです。映画制作がゴールではないといっても、本格的な映画、そして何年も愛され見られる映画を目指します。

映画のタイトルは、「惑う　Ａｆｔｅｒ Ｔｈｅ Ｒａｉｎ（アフター・ザ・レイン）」です。「惑う（まどう）」という字は、三島の未来を考えながら、悩みながら、進めていきたいという意味でもあります。また、「惑う」につちへんをつけると、「地域」の「域」になり、その下には「心」があるというように、「惑う」という文字を何度も書きながら、そんな想いを感じていますと、監督の林さんが語られていました。

メインキャストのうち、主役「いずみ」を演じる「佐藤仁美」さんと、いずみの妹「かえで」を演じる「中西美帆」さんが来てくださいました。このほかに、母親役に「宮崎美子」さん、父親役に「小市慢太郎」さん、「藤田弓子」さん、「斉藤洋介」さん、「村田雄浩」さん、「小林且弥」さんなど、実力派俳優の方が出演してくださることになりました。
　「佐藤仁美」さんは、「家政婦のミタ」やテレビ番組出演でも話題
　「中西美帆」さんは、「永遠の０」や「ソロモンの偽証」などに出演
あとは、オーディションで選ばれた市民も参加します。

　オーディションの様子はこちらから

テーマは、「変わりゆく時代の中で、世代を越えて受け継がれる家族愛」
舞台は１９８０年の三島。ロケ地は楽寿園を中心に、伊豆の国市、函南町など近隣市町でも撮影を行います。

発表会の後は、なごやかな雰囲気の中、交流パーティーが行われました。

メインキャストは、主役の佐藤仁美さんをはじめ、結構、知っている人が出演するんだなって、ちょっとビックリしました。改めて、本気の映画が、三島で作られるんだという実感がわいてきました。三嶋大社のお祭りが終了したら、すぐにクランクインなんですね。まいぷれ三島でも、制作途中の様子が取材できたら、紹介していきたいと思います。（許される範囲で・・・）
交流パーティーの時、林監督にこんな質問をしてみました。
「三島って、一言で言うとどんな街ですか？」
今思えば、よくわからない質問でしたが、林監督は、このような回答していただきました。
「育ちの良さを感じます。」
わかるような、うれしいような．．．「歩みを止めない」そして「何でも相談できる人がいる」ということも言われてました。
ちょっと理解しづらかったので、林監督のFacebookの内容などを読んでみました。
三島は先代から受け継がれている想い、そしてそれを受け継いでいる人達がいて、とても歴史というか人間的地盤があり、そして三島全体が家族であるようなイメージから、家族に焦点をあてた作品になったということでした。言われた意味が分かったような気がしました。
熱い想いの中作られる映画が、どんな風に作られ、どんな作品になるのか、とても楽しみです。